生徒の端末にアプリとして配る(Chromebook・iPad)
このページは、学校の端末を管理されている方(Google 管理コンソール・iPad の MDM の担当の方)に向けたものです。ストアのアプリを入れるのではなく、ウェブ版のタイピング無双を、生徒の端末に「アプリ」として置く仕組み(PWA)を使います。費用はかかりません。
何が変わるか
- 生徒の端末に、タイピング無双のアイコンが並びます(Chromebook はランチャーと画面下の棚、iPad はホーム画面)。
- アイコンを押すと、アドレスバーやタブのない専用の画面で開きます。
- アイコンを 2 回押しても画面は 2 つになりません。すでに開いている画面が前に出ます(Chromebook)。
- Chromebook で自動インストールにすると、生徒はアプリを消せません。
変わらないこと
- 中身はウェブ版そのものです。遊べるもの・記録・ランキング・学校の課題は同じです。
- 更新は自動です。こちらで直したものは、次に開いたときから全員の端末で新しくなります。端末ごとの更新作業はいりません。
- インターネットにつながっている必要があります(つながっていないと遊べません)。
- 学校のフィルタリングで止められている場合は、アプリにしても開けません。先にフィルタリングの許可が必要です。
- 通信量はブラウザで開いたときと同じです。
配るとよい理由
- 授業の始めが早くなります。URL を打ったり検索したりする時間がいりません。
- 打ち間違いや、検索結果から別のサイト・広告へ行ってしまうことがなくなります。
- 全員の端末に同じ入口がそろうので、「どこから開くの?」の説明がいりません。
- アドレスバーとタブがないぶん画面を広く使えて、ほかのタブへ移りにくく、練習に集中しやすくなります。
- 端末ごとにブックマークを作ったり、URL を配ったりする手間がなくなります。
Chromebook(Google 管理コンソール)
Google Workspace for Education の管理者の方が行います。先生や生徒の操作はいりません。最初は 1 クラス分の組織部門で試してから、学年・学校全体へ広げることをおすすめします。
- 1管理者アカウントで Google 管理コンソール(admin.google.com)にログインします。
- 2「デバイス」>「Chrome」>「アプリと拡張機能」>「ユーザーとブラウザ」を開きます。
- 3左の一覧で、配る組織部門(例:○年生)を選びます。
- 4右下の追加アイコンから「URL で追加」を選び、下の URL を入れます。開き方は「ウィンドウ」を選んでください(既定の「タブ」のままだと、アドレスバーのあるふつうのタブで開きます)。
- 5追加したアプリの「インストール ポリシー」で「自動インストールして ChromeOS タスクバーに固定する」を選び、「保存」を押します。棚に並べなくてよい場合は「自動インストールする」でもかまいません。
- 6設定が届いたあと、生徒が Chromebook にログインし直す(または再起動する)と、アプリが入ります。
入れる URL
https://typingmusou.com/
届いたかどうかは、生徒の Chromebook で chrome://policy を開き、「WebAppInstallForceList」の状態が「OK」になっているかで確かめられます。
記録とアカウント
- 同じ Chromebook に同じ Google アカウントでログインしていれば、Chrome のタブで開いても、アプリで開いても同じ記録です。ログインせずにゲストのまま遊んでいる生徒も同じです。
- 1 台を何人かで使い回す場合も、生徒ごとの Google アカウントで記録が分かれます(ブラウザで使うときと同じです)。
- ログアウトのたびに閲覧データを消す設定の端末では、ゲストの記録はブラウザでもアプリでも残りません。タイピング無双にログインして使ってください。クラスコードで参加している生徒なら、記録が見えなくなっても担任の先生の「引き継ぎコード」で戻せます。
画面の名前は Google のヘルプに合わせています。表示が違うときは Google のヘルプをご覧ください。 support.google.com
iPad
iPad は、MDM(Jamf School・Intune など、学校で iPad を管理しているサービス)でまとめて配るか、1 台ずつホーム画面に追加します。どちらの場合も、下の「iPad の注意」を必ずお読みください。
MDM でまとめて配る(Web クリップ)
- 1お使いの MDM で、新しい「Web クリップ」を作ります。
- 2URL に下の URL を、名前(ラベル)に「タイピング無双」を入れます。
- 3アイコンには下の画像を使ってください(URL を入れるか、ダウンロードして登録します)。
- 4「全画面」をオンにするかオフにするかを、下の表を見て決めます。
- 5生徒に消されたくない場合は、「削除を許可」をオフにします。
- 6配る iPad のグループを選んで配布します。
入れる URL
https://typingmusou.com/
アイコンの画像
https://typingmusou.com/assets/icons/apple-touch-icon.png
「全画面」のオン・オフの違い
| 全画面オン | 全画面オフ | |
|---|---|---|
| 開き方 | アプリとして開く(アドレスバーなし) | Safari のタブで開く |
| Safari との記録 | 別になる(ログインが必要) | 共通(Safari と同じ) |
| 向いている学校 | 生徒が Google でログインできる | 生徒が Google アカウントを使わない |
生徒が Google でログインできるなら「全画面オン」、クラスコードだけで参加していて Google でログインしないなら「全画面オフ」をおすすめします。
1 台ずつ追加する
- 1Safari で下の URL を開きます。
- 2先に「Google でログイン」を済ませます(理由は下の「iPad の注意」)。
- 3共有ボタン(四角から矢印が出ているマーク)を押し、「ホーム画面に追加」を選びます。
- 4名前が「タイピング無双」になっていることを確かめて、「追加」を押します。
入れる URL
https://typingmusou.com/
iPad の注意:アプリで開くと、記録が消えたように見えることがあります
iPad では、ホーム画面のアプリ(全画面の Web クリップを含みます)と Safari とで、記録の保存場所が分かれています。これは Apple の仕様で、こちらでは変えられません。
とくに MDM で全画面の Web クリップとして配ると、アプリを最初に開いたとき、新しいゲストとして始まります。前に Safari でゲストとして遊んでいた生徒は、それまでの段位や記録が見えなくなります。その後も、Safari とアプリは別々のゲストのままです。
記録はサーバーに残っていて、消えたわけではありません。ただ、ゲストのままだと、それを取り戻す手がかりがその端末の Safari にしかありません。
防ぎ方:ログインして使ってください
- 1Safari でタイピング無双を開き、「Google でログイン」を押します。Safari で遊んできた記録が、その Google アカウントにまとまります。
- 2ホーム画面のアプリを開き、同じ Google アカウントでもう一度ログインします。アプリで遊んだ分も同じアカウントにまとまります。
- 3以後は、Safari・アプリ・ほかの端末のどれで開いても同じ記録です。アプリを消して入れ直しても、ログインすれば戻ります。
いちばん確実なのは、配る前の授業で全員に Safari でログインしてもらい、配ったあとの最初の授業で、アプリでももう一度ログインしてもらうことです。生徒が Google でログインするには、学校の Google Workspace でタイピング無双を許可していただく必要があることがあります(下の「Google ログインの許可」)。
Google でログインしない生徒(クラスコードだけで参加している生徒)
- Web クリップを「全画面オフ」で配ってください。Safari で開くので、記録は分かれません。
- すでに記録が見えなくなった生徒は、担任の先生が名簿から出す「引き継ぎコード」で、前の記録に戻せます(先生の画面の「メンバー」から出せます)。
よくある質問
- アプリにすると、端末の容量を使いますか?
- ブラウザで開くときと同じくらいです。ゲームの画像などを端末に保存しますが、これはブラウザで開いたときも同じです。
- Windows や Mac にも配れますか?
- Chrome を Google 管理コンソールで管理している場合は、同じ設定で配れます。1 台ずつなら、Chrome や Edge のアドレスバーに出るインストールのボタンからも入れられます。
- スマートフォンにも置けますか?
- タイピング無双はキーボードのあるパソコン・タブレット向けです。スマートフォンではゲームの画面は開けません。
- アプリをやめたいときは?
- Google 管理コンソールで自動インストールを外す、または MDM で Web クリップの配布をやめると、端末から消えます。Chromebook では記録はブラウザ側に残ります。iPad で全画面のアプリを消すと、アプリ側に保存されていた記録はその端末から消えるので、先にログインしておいてください。