GUIDE — ROMAJI INPUT CHART

ローマ字入力一覧表と覚え方 — つまずく音の打ち方まで完全網羅

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タイピング無双 開発者

「ローマ字入力で日本語を打ちたいのに、『し』や『つ』、小さい『っ』のところで手が止まる」。タイピングを始めたばかりの人が、ほぼ全員ぶつかる壁です。でも安心してください。つまずくのは才能の問題ではなく、ほんの少し特殊な音のルールを、まだ知らないだけです。

この記事は、ローマ字入力の一覧表と覚え方を、表を中心に1本にまとめたものです。五十音のローマ字早見表に加えて、初心者が必ずつまずく「し(shi / si)」「つ(tsu / tu)」「ん(nn / n)」「小さい『っ』」「拗音『きゃ』(kya)」といった音の打ち方まで、すべて表で確認できるようにしました。

大事な前提を先に1つ。五十音すべてのローマ字を丸暗記する必要はありません。ローマ字入力は「子音 + 母音」というルールでほとんど説明がつくので、ルールとよく使う行さえ押さえれば、あとは打ちながら自然に覚わります。各表は、無料の対戦タイピングゲーム「タイピング無双」の道場で、そのまま実際に打って確認できます。

ESSENCE

結論:丸暗記しない。子音+母音のルールで覚える

ローマ字入力は丸暗記せず「子音+母音=1かな」のルールと、よく使う行から覚えるのが最短です。

細かい一覧の前に、いちばん大事な結論を先に書きます。ローマ字入力の覚え方の核心は、たった1つです。

  • 丸暗記でなく「子音+母音」のルールで覚える

    ローマ字入力は、ほとんどの音が「子音 + 母音」で1つのかなになります。か = K+A、さ = S+A。この1つのルールさえ握れば、五十音表を丸暗記しなくても、よく使う行から打ちながら自然に覚えられます。

  • つまずくのは「特殊な音」だけ。表で一度押さえる

    手が止まるのは「し・つ・ん・小さい文字・拗音」などルールが少し特殊な音だけ。この記事の一覧表で一度確認しておけば、入力中に詰まる回数が一気に減ります。

もう1つ知っておくと気が楽になる事実があります。同じ音に複数の打ち方があることです。たとえば「し」は shi でも si でも打てます。「どれが正解?」と悩む必要はなく、自分が打ちやすいほうで構いません。つまずくのは才能ではなく、ルールをまだ知らないだけ。表で押さえて、あとは打ちながら覚えていきましょう。

WHAT

ローマ字入力とは(IMEオフは不要・半角英字で打つ)

ローマ字入力とは、日本語を打つときに、ひらがな1文字をアルファベットの組み合わせで入力する方式のことです。たとえば「あ」は A、「か」は KA、「さくら」は SAKURA と打つと、画面上ではローマ字が自動的にひらがなへ変換されます。日本語入力では、このローマ字入力がもっとも一般的です。

ここで初心者がよく誤解するのが「英語モードに切り替えるの?」という点です。逆です。ローマ字入力は、日本語入力(IME)がオンの状態でアルファベットのキーを打つと、それがひらがなに変換される仕組みです。英字をそのまま英字として打ちたいときに、半角英数モードへ切り替えます。

打つキー自体はアルファベットなので、覚えるべきは「キーボードのどこにどの英字があるか」と「ローマ字のつづり」の2つだけ。前者はホームポジション完全図解で、後者がこの記事のテーマです。

RULE

基本ルール — 子音+母音=1かな

ローマ字入力のいちばんの土台は、「子音 + 母音」で1つのかなになる、というルールです。母音は A・I・U・E・O の5つ。これにそれぞれの行の子音を組み合わせます。

たとえば「か行」は子音が K なので、か = KA、き = KI、く = KU、け = KE、こ = KO。「さ行」は子音が S なので、さ = SA、し = SI(または SHI)、す = SU…と並びます。あ行だけは子音がなく、母音そのもの(A・I・U・E・O)です。

つまり、母音5つと各行の子音さえ分かれば、五十音の大部分は自動的に組み立てられます。だから丸暗記は要りません。まずはこの「子音+母音」の感覚を、次の一覧表で確認してください。

CHART 01

五十音ローマ字 一覧表(あ行〜わ行)

まずは基本の五十音です。横が母音(あ・い・う・え・お段)、縦が行。あ行は母音そのもの、それ以外は「子音+母音」になっています。よく使う行から、見ながら打ってみてください。

あ段い段う段え段お段
あ行あ Aい Iう Uえ Eお O
か行か KAき KIく KUけ KEこ KO
さ行さ SAし SI / SHIす SUせ SEそ SO
た行た TAち TI / CHIつ TU / TSUて TEと TO
な行な NAに NIぬ NUね NEの NO
は行は HAひ HIふ HU / FUへ HEほ HO
ま行ま MAみ MIむ MUめ MEも MO
や行や YA(い)ゆ YU(え)よ YO
ら行ら RAり RIる RUれ REろ RO
わ行わ WA(い)(う)(え)を WO
ん NN / N
五十音のローマ字早見表。「/」は同じ音の別の打ち方(どちらでも入力できる)。

「し」や「つ」「ふ」に複数の打ち方があるのに気づいたと思います。これは後の「特殊な音」の章でまとめて見ます。まずは、あ行とよく使う行(か・さ・た・な行あたり)が考えずに打てる状態を目指してください。

CHART 02

濁音・半濁音の一覧表(が・ざ・だ・ば・ぱ)

「が」や「ば」のような濁音(てんてん)、「ぱ」のような半濁音(まる)も、考え方は同じ「子音+母音」です。濁る前の行の子音を、濁った音の子音に置き換えるだけ。か行 K → が行 G、さ行 S → ざ行 Z、のように対応しています。

あ段い段う段え段お段
が行(G)が GAぎ GIぐ GUげ GEご GO
ざ行(Z)ざ ZAじ ZI / JIず ZUぜ ZEぞ ZO
だ行(D)だ DAぢ DIづ DUで DEど DO
ば行(B)ば BAび BIぶ BUべ BEぼ BO
ぱ行(P)ぱ PAぴ PIぷ PUぺ PEぽ PO
濁音は G/Z/D/B、半濁音は P。「じ」は ZI でも JI でも、「ぢ」は DI、「づ」は DU で打てる。

「じ」は JI、「ぢ」は DI、「づ」は DU と、似た音でつづりが違うものがあります。実際の文章では「じ」のほうが圧倒的によく出るので、まずは JI(または ZI)を優先して覚えれば十分です。

CHART 03

拗音の一覧表(きゃ・しゃ・ちゃ…)

「きゃ」「しゅ」「ちょ」のように、小さい「ゃ・ゅ・ょ」がつく音を拗音(ようおん)といいます。これも難しく考える必要はありません。基本は「子音 + Y + 母音」。き K に Y と A を足して きゃ = KYA、という形です。「しゃ」「ちゃ」だけは別の打ち方も用意されています。

かな主な打ち方別の打ち方
きゃ・きゅ・きょKYA / KYU / KYOきゃく = KYAKU
しゃ・しゅ・しょSHA / SHU / SHOSYA / SYU / SYOしゃしん = SHASHIN
ちゃ・ちゅ・ちょCHA / CHU / CHOTYA / TYU / TYOちゃ = CHA
にゃ・にゅ・にょNYA / NYU / NYOにゅう = NYUU
ひゃ・ひゅ・ひょHYA / HYU / HYOひょう = HYOU
みゃ・みゅ・みょMYA / MYU / MYOみょう = MYOU
りゃ・りゅ・りょRYA / RYU / RYOりょこう = RYOKOU
ぎゃ・ぎゅ・ぎょGYA / GYU / GYOぎゅう = GYUU
じゃ・じゅ・じょJA / JU / JOZYA / ZYU / ZYOじゃ = JA
びゃ・びゅ・びょBYA / BYU / BYOびょう = BYOU
ぴゃ・ぴゅ・ぴょPYA / PYU / PYOぴょん = PYON
拗音は基本「子音+Y+母音」。しゃ・ちゃ・じゃは SHA/CHA/JA でも SYA/TYA/ZYA でも打てる。

拗音は数が多く見えますが、ルールは「子音 + Y + 母音」のひとつだけ。最初から全部覚えようとせず、「しゃ・しゅ・しょ」「ちゃ・ちゅ・ちょ」のようなよく使うものから打って慣れていくのが現実的です。

RULE

促音「っ」— 次の子音を重ねる

小さい「っ」(促音)は、初心者が最初につまずく代表格です。でもルールはとてもシンプル。「次に来る音の子音を、もう1つ重ねて打つ」だけです。

たとえば「きって」は、「っ」の次が「て(TE)」なので、その子音 T を重ねて KITTE。「がっこう」は次が「こ(KO)」なので GAKKOU。「ざっし」は次が「し(SHI)」なので ZASSHI、というぐあいです。子音を2回打つ=小さい「っ」、と覚えてください。

どうしても重ねるのが分かりにくいときは、「っ」を単独で打つ方法もあります。LTU または XTU です(小さい文字の打ち方は後の表でまとめます)。ただ、実際の入力では「子音を重ねる」ほうが速いので、まずはこちらに慣れるのがおすすめです。

RULE

撥音「ん」— NN か N、文末は NN

「ん」は、N を2回打って NN で確実に入力できます。「ほん」は HONN、「みかん」は MIKANN です。まずは「ん = NN」と覚えておけば、どんな場面でも失敗しません。

実は「ん」は N が1回でも打てる場合があります。後ろに子音が続くときです。「かんじ」は KANJI(N の後に J という子音が来る)でちゃんと「ん」になります。ただし、後ろに母音や Y が続くと「な行」になってしまうことがあるので注意が必要です。たとえば「ほんや(本屋)」を HONYA と打つと「ほにゃ」になってしまいます。正しくは HONNYA です。

迷ったら NN、と覚えておけば安全です。とくに単語や文の最後の「ん」(変換が確定する前)は、N が1つだと次の入力に巻き込まれることがあるので、文末は NN を推奨します。

RULE

長音・カタカナの「ー」

「おかあさん」「とおく」のように、ひらがなで伸ばす音は、伸ばす母音をそのまま打ちます。「おかあさん」は OKAASAN、「とおく」は TOOKU です。ローマ字に特別な記号はなく、母音をもう1文字打つだけです。

迷いやすいのはカタカナの長音記号「ー」です。これはキーボードの「ほ」のキー、つまり数字の0の右どなりにある「-(ハイフン/マイナス)」キーで打ちます。「ラーメン」なら RA →「ー」→ MEN、キーで書くと RA[-]MEN です。

「コーヒー」「ゲーム」のようなカタカナ語を打つときに「ー」が出せず固まる人は多いですが、場所さえ分かれば一発です。ホームポジションからは少し遠い右上のキーなので、ホームポジション完全図解で位置を確認しておくとスムーズです。

CHART 04

つまずく音・特殊な入力の一覧表

ここが、この記事のいちばん大事な表です。初心者が「手が止まる」音と、複数ある打ち方、カタカナ特有の音、小さい文字の単独入力を、まとめて一覧にしました。困ったときはここに戻ってきてください。同じ音に複数の打ち方があるものは、打ちやすいほうを選んで構いません。

かな打ち方メモ
SHI / SIどちらでも可。SHI が直感的、SI が最短
TSU / TUどちらでも可。TSU が直感的、TU が最短
FU / HUどちらでも可。は行なので HU でも打てる
JI / ZI実用では JI が多い。ざ行なので ZI でも可
CHI / TIどちらでも可。た行なので TI でも打てる
DIだ行の「じ」。出番は少ない(鼻血=はなぢ等)
DUだ行の「ず」。続く=つづく → TUDUKU 等
WO助詞の「を」。WO で入力
NN / N基本 NN。文末や N+母音は NN 推奨
ファ・フィ・フェ・フォFA / FI / FE / FOカタカナ外来音。ファイル=FAIRU
VUヴァ=VA, ヴィ=VI(バイオリン等)
ティTHIパーティー=PA-THI-(ティ系)
ディDHIディスク=DHISUKU
トゥTWUトゥ=小さいゥを伴う音
ウィ・ウェ・ウォWI / WE / WOウィンドウ=WINDOU 等
小さい ぁぃぅぇぉLA / XA …(L か X + 母音)ぁ=LA/XA、ぅ=LU/XU。単独で小文字
小さい っ(単独)LTU / XTU子音を重ねられない場面の保険
小さい ゃゅょ(単独)LYA / XYA …ゃ=LYA/XYA。拗音が崩れたとき用
つまずく音・複数の打ち方・カタカナ外来音・小さい文字の早見表。「/」はどちらでも入力可。小さい文字は L か X を頭につける。

この表のポイントは2つです。1つ目は「同じ音に複数の打ち方がある」こと(し=SHI も SI も正解)。どれかが間違いということはないので、打ちやすいほうで大丈夫です。2つ目は「小さい文字は L か X を頭につける」と単独で打てること。拗音や促音が崩れたときの保険として覚えておくと安心です。

HOW TO LEARN

覚え方の順序(5ステップ)

一覧表を全部いっぺんに覚える必要はありません。つまずかない順序があります。上から順に、打ちながら覚えていってください。

  1. 01.① あ行(母音 A・I・U・E・O)を、見ずに打てるようにする
  2. 02.② 「子音+母音」のルールを体で覚える(か=KA、さ=SA…)
  3. 03.③ よく使う行(か・さ・た・な・は行)を打って慣れる
  4. 04.④ 濁音・半濁音(が=GA、ざ=ZA、ぱ=PA)を足す
  5. 05.⑤ 拗音(きゃ=KYA)と特殊な音(し・つ・ん・小さい文字)を表で押さえる

この順序のポイントは、①と②で「丸暗記しなくていい土台」を作ってしまうことです。母音5つと子音の足し算が体に入れば、③以降はほとんど自動的に打てます。詰まる音だけ、この記事の特殊な音の表に戻って確認すれば十分です。

PRACTICE

道場で実際に打って覚える

ローマ字入力は、表を眺めるだけでは指が動くようになりません。「打ちながら覚える」のがいちばんの近道です。読んだルールを、その場で手を動かして確かめてください。

タイピング無双の「ホームポジション道場」は、師範が1キーずつ導いてくれる段階式のレッスンです。序盤で「ローマ字は子音+母音」を実際に打って体験できるので、この記事のルールがそのまま身につきます。道場は全100ステージ(10章)構成です。完全無料・ブラウザ完結・ログイン不要で、PC・スマホ・タブレットから遊べます(本格的に速く打つなら物理キーボードが快適です)。

そして、自分がどの音・どの行でつまずいているかは、感覚ではなく数字で分かります。道場では各モードの終了後に「苦手キー(ミスの多いキー上位)」が自動表示されるので、たとえば「は行で必ず詰まる」「右手のキーが弱い」といった弱点が見えてきます。そこを狙って練習すれば、闇雲に打つよりずっと効率的です。手元を見ずに打つ練習はブラインドタッチの覚え方、速さの伸ばし方はタイピングが速くなる練習方法もあわせてどうぞ。

FAQ

よくある質問(FAQ)

  • Q. 「し」は SHI と SI、どちらが正解ですか?

    どちらも正解です。ローマ字入力では同じ音に複数の打ち方が用意されていて、「し」は SHI でも SI でもちゃんと入力できます。同様に「つ」は TSU / TU、「ち」は CHI / TI、「ふ」は FU / HU のどちらでも打てます。直感的に分かりやすいほう、または打鍵数が少ないほう、自分が打ちやすいほうを選んで構いません。

  • Q. 小さい「っ」はどうやって打ちますか?

    基本は「次に来る音の子音を重ねる」だけです。きって=KITTE(次がTEなのでTを重ねる)、がっこう=GAKKOU。どうしても単独で打ちたいときは LTU または XTU でも入力できます。実際の入力では子音を重ねるほうが速いので、まずはそちらに慣れるのがおすすめです。

  • Q. 「ん」は N を1回? 2回?

    迷ったら N を2回(NN)が安全です。ほん=HONN。N が1回でも、後ろに子音が続くとき(かんじ=KANJI)は「ん」になります。ただし後ろに母音や Y が続くと別の音になってしまうため(ほんや=HONNYA、HONYAだと「ほにゃ」)、その場合と文末は必ず NN にしてください。

  • Q. ローマ字を全部丸暗記しないとダメですか?

    いいえ、丸暗記は不要です。ローマ字入力は「子音+母音」のルールでほとんど説明がつくので、母音5つ(A・I・U・E・O)と各行の子音さえ分かれば、五十音の大部分は自動的に組み立てられます。よく使う行から打ちながら覚え、つまずく音だけこの記事の表で確認すれば十分です。

  • Q. カタカナの「ー」(長音)はどのキーですか?

    数字の0の右どなりにある「-(ハイフン/マイナス)」キーです。ラーメンなら RA → そのキー → MEN と打ちます。ひらがなで伸ばす音(おかあさん=OKAASAN)は、伸ばす母音をそのまま打てばOKで、特別な記号は要りません。

  • Q. ローマ字入力を練習できる無料の場所はありますか?

    あります。対戦タイピングゲーム「タイピング無双」は完全無料・ブラウザ完結・ログイン不要で、ホームポジション道場で「子音+母音」を実際に打って覚えられます。各モードの終了後には苦手キー(ミスの多いキー)も表示されるので、自分がどの音でつまずいているか分かります。

SUMMARY

まとめ — 今日からの一歩

ローマ字入力の覚え方は、五十音表の丸暗記ではありません。核心は「子音+母音=1かな」というルール1つ。母音5つと各行の子音さえ握れば、大部分は自動的に打てます。手が止まるのは「し・つ・ん・小さい文字・拗音」といった特殊な音だけで、それはこの記事の一覧表で一度押さえれば解決します。同じ音に複数の打ち方があること(し=SHI も SI も可)も、覚えておくと気が楽です。

つまずくのは才能ではなく、ルールをまだ知らなかっただけ。表を見ながらで構わないので、今日10分、実際に打って確かめてみてください。あ行とよく使う行が考えずに打てるようになれば、ローマ字入力の土台はもう完成です。

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